福井県立
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
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福井県立朝倉氏遺跡資料館は、過去30年以上にわたる戦国城下町一乗谷の発掘調査で出土した遺物を中心に展示しています。
一乗谷遺跡といえば、遺構の中心ともいうべき朝倉館跡や庭園跡がすぐに思い起こされますが、当時一乗谷には、一万人から一万5千人の人々が住んでいたと推定されています。
このため、遺跡からは、刀や火縄銃の部品などの武器武具類だけでなく、生活に根ざした化粧、下駄、調理具や食膳具、当時の文化水準を示す生花、聞香、将棋、茶の湯などの文化遊芸品、硯・墨などの文房具、建築部材、北国らしい暖房用品など様々な発掘がなされており、これらを
一堂に展示しています。
また、武家屋敷だけでなく、町屋も多数存在し、紺屋が使用したと推定される越前焼きの大甕、各種職人が使用した道具類、中国・朝鮮半島から運び込まれた各種の陶磁器などの出土品もあります。
この他、一乗谷全体の模型、朝倉館の復元模型、遺跡全体を理解するうえで参考になる各種資料がパネルなどで解説されています。
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